バックって、女性は大好きですよね。
何種類ものバックを持っていても、ついつい欲しくなりませんか?
ある方からこう教わりました。
“お母さんの事を、お袋さんって呼ぶでしょう? 女性は生まれながらに、お腹に袋を持っているの。だから、お袋さんって呼ばれているのよ。だから、袋・・・つまりバックが大好きなのよ!”
真実の程はわかりませんが、“なるほど!” と、妙に納得した記憶があります。
アムステルダムのヘーレン運河沿いに、女性のバックとお財布の為に捧げられた、ユニークなバックミュージアムがあります。
建物は1666年に建てられたものです。
photo by tomoko tsutsumi
中に入ると、等身大の中世の女性のタペストリーがお出迎えしてくれます。
photo by tomoko tsutsumi
中世の時代、バックを腰に下げていたのですね。
当時の女性は、あまり物を持ち運ぶ習慣がなかったので、ハンドバックはとても可愛いサイズです。
photo by tomoko tsutsumi
photo by tomoko tsutsumi
その当時、ハンドバックの中には、裁縫道具や鍵などが入れられていたとか。
化粧品をバックに入れることは、相応しくないとされていたのだそうです。
豪華に刺繍を施されたバックに、ため息がでます。
photo by tomoko tsutsumi
鋏や指ぬき、それに小さなお財布かしら? これを、腰に下げていたのね。
photo by tomoko tsutsumi
こちらは、ぐっと現代に近くなりました。 当時のお金持ちの人の旅行バックです。
こんな素敵な旅行バックを持って、船旅にでも出かけられたのかしら?
きっと、優雅な旅だったことでしょう。
photo by tomoko tsutsumi
有名女優さんのバックも展示されていましたよ。
そして、エルメスなどの有名なブランドバックの歴史もわかるように展示されていました。
一通り、展示をみたあとは・・・恒例のティータイム!
photo by tomoko tsutsumi
お食事をされるときは、こちらのお部屋を使われるのかしら?
ティーの場合は、違うお部屋だったの・・・うーーん、残念!
ティールームの窓から、小さなお庭が見えたので、お庭に行ってみると・・・
さすが!バックミュージアムだわ!
ベンチの横に、バックがちょこんと鎮座しておりました。
よーく見てみると、お庭の至る所にこんな演出が・・・
ねっ! かわいいでしょう!
バックをみれば、女性の暮らしの変遷もわかるのね。
可愛さ満点のバックミュージアムでした。